猫柳

猫柳の初々しい姿をみるのは、早春の川辺の楽しみです。
この頃になると川面も明るく輝き出し、流れにも温もりを感じます。

白梅

大寒二日目、冬晴れの午後。
梅の咲き具合を見たところ、思いのほか
咲いているのに驚き、
ついカメラを向けました。この山里に
春近しを告げる白梅に
心温まるものを感じます。

とんど

1月10日、地区の年明けの行事『とんど』を河原で行いました。皆様の参加のもと午前中の準備から午後3時に点火した後、勢いよく燃えさかる炎とともに、竹の破裂が周囲をこだまする中、煙が天高く舞い上がりました。正月飾りを焼くと共に家族の無病息災、又、今年は新型コロナ感染の一日も早くの終息を願わずにはいられない特別な思いを託しての『とんど』となりました。   

お歯黒とんぼ

夏、初めて庭先にやって来ました。涼しそうな葉に止まり
そして、羽根を左右に大きく開いたり、閉じたりとそのリズムが
実にゆったりと感じます。黒い羽根に目が止まりますが細長い銅の
瑠璃色にも魅力があります。年ごとに見かける数が減りつつあります
が育つ環境が保たれることを願わずにはいられません。

梅雨入りニ・三日前、川辺で珍しく一匹の蛍を見かけました。折しも雨上がりの道路脇の草むらに多数の蛍袋を発見。その花の姿は実に清々しいです。ちなみに蛍袋の名前はこの花に子どもが蛍を入れて遊んだことに由来があります。素敵な名前です。


初夏

山並みを縫って流れる吉野川、深い緑を映しています。
河原で遊ぶ親子連れ。緑の谷間を爽やかな風が吹き抜けて
ゆきます。